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パリ1日目 ~パリの新スポット美術館!フォンダシオン・ルイ・ヴィトン/フランス・パリ1泊女一人旅【週末弾丸SFC修行 #1-7】

マイラージョのゆうかです。
前回、凱旋門にも上らず、シャンゼリゼ通りも歩かずに行こうとしていたのは、ルイ・ヴィトン財団の美術館「Fondation Louis Vuitton フォンダシオン・ルイ・ヴィトン」でした。ここは2014年にオープンした新観光スポットです。まだあまりガイドブックにも詳しく書いていません。

パリは10年前に一度来ており、大まかな観光スポットは結構見たので、今回は前回行かなかった土地、やらなかったことを中心に経験してみたいと思い、行ってみたかったのです。

<目次>

  

フォンダシオン・ルイ・ヴィトンとは

どういう美術館?

ブローニュの森に2014年10月27日にオープンしたルイ・ヴィトン財団の美術館です。現代アートのコレクションを展示しており、財団が所蔵している希少なアートや、LVMHグループCEOのBernard Arnault(ベルナール・アルノー)個人のコレクションが展示されています。

建物も美しく圧倒される設計。世界的に著名な建築家であるFrank Gehry(フランク・ゲーリー)が設計をしています。

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http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja/l-edifice.html より

 これだけだと「ふーん」で行かない人も多いと思うのですが、それだともったいない!私が心をくすぐられた魅力を3つご紹介します。 

 

来たかった理由1:厳選された現代アートの数々

全然知識も何もないのですが、マグリットやダリあたりからのシュールレアリズムから興味を持ち(すでに現代ではなくなっていますが)、現代アートって面白いんだ!と思い始めてきていたので、単純に現代アートに触れてみたかったというのが理由の一つです。企画展をやっている時もあります。

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The Collection より

 

来たかった理由2:ミシュラン星獲得シェフのレストラン

「レ・タブレット(Les Tablettes)」のオーナーで、ミシュランガイドで星を獲得しているシェフ、ジャン=ルイ・ノミコス氏を迎えたレストランが美術館に併設されています。

パリ中心部から少し離れたブローニュの森にある美術館の美しい建物の中で、芸術的ともいえるお料理をいただけるとのこと、しかもランチもやっているとのことなので、ぜひとも来てみたかったのです。

フランスに弾丸女一人旅をしに来た私ではありますが、高級なレストランには一人で入りにくいという気持ちがありました。ただ、美術館併設でランチなら幾分かハードルは下がります。ぜひともここのランチをいただきに来たかったので、モンマルトルでもエビアンしか口にせず、移動してきたのでした。 

 

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http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja/le-restaurant.html# より

 

来たかった理由3:世界でここにしか売っていない限定グッズ

ここでは、世界のどこのルイ・ヴィトンにもない限定グッズがお手頃価格で売っています。しかもカジュアル、ナチュラルでかわいいんです!

 

このトートバッグはとても人気のひとつで私も欲しいと思っていたものです。キャンパス地のA4サイズが入る大きさで、かわいい。しかもヴィトンなのに€38

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こちらはiPhoneケース。ナチュラルなのに洗練されたデザインで乙女心をくすぐられます。かわいい!こちらは€26です。

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実は公式サイトでも買えます。日本にも配送してくれますが、配送料などもかかってきてしまいますので、せっかく行くチャンスがあるなら現地で買いたいと思っていました。

もし公式サイトで購入するなら、日本は2-5日での配送となるようですが、配送料は重さと距離によると記載されています。

 To serve you as efficiently as possible whether you are in France or abroad, we offer you a choice of delivery options. Prices for shipping and tracking are calculated based on the weight of the parcel and the delivery destination.

~中略~

For delivery in the rest of the world within 2 to 5 days :
- participation of shipping cost tracking International. For the following countries: Australia, Brazil, Canada, China, Hong Kong, India, Japan, New Zealand, Norway, Russia, South Africa and the United States.

Sales Conditions | Librairie Boutique de la Fondation Louis Vuitton

ちなみにセレクトショップやヤフオクでも見つけましたが、倍以上の値段設定をしています。。


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アクセス

主なアクセス方法は下記の3つです。

  1. メトロ1号線でレ・サブロン(Les Sablons)駅で下車、徒歩約15分
  2. 週末・祝日のみバス244番でFondation Louis Vuitton下車
  3. 美術館のシャトルバス

3つ目のシャトルバスが一番楽かと思います。10-15分間隔で運行されています。

個人的には、時間が限られている中メトロを降りてから徒歩15分歩くのは避けたかったのと、週末限定で止まる路線バスに乗るのもちょっとハードルが高く感じました。

このシャトルバスの停留所が凱旋門近くにあります。私はこのバス乗り場を探していたのでした。

 

凱旋門近くのシャトルバス停留所

シャトルバスの停留所は、公式サイトに ”フリードラン大通り(avenue de Friedland) との角にある地下鉄出口付近から出発” と書いていますが、これだけだと実際は分かりにくかったです。

具体的には、シャンゼリゼからひとつ隣の通りにバス乗り場があります。

現在はGoogleMapに「Blubus pour Fondation Louis Vuitton」とあるので、これを目印にすると良いですね(私が行ったときはこれがなかった)。Blubusとはヴィトン財団がシャトルバス運行を委託しているバス会社です。

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外観はこんな感じでかわいいミニバスです。

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写真ではバスが停まっていますが、バスがいなくてもちゃんとしたバス停になっているので見つけられるはず。

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 バス停の上の方にある青い看板に「Fondation Louis Vuitton」と書いてあります。

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バス利用時の注意点!

私が行ったときは私の調査不足か、バス停の情報もあまりなくて、バス停を探すのが大変だったのですが、上記をご確認いただけた方はもう大丈夫だと思います。
もうひとつ、公式ページを見ても分からない大きな注意点があります。

予約しないと乗れません。

そんなことは公式ページには書いていません(2017年7月2日現在でも)。アクセス インフォメーションより抜粋しますが、「席がある限りご利用いただけます」と書いています。

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バスを見つけて意気揚々と乗り込んだら、運転手さんに「予約していないと乗れない」と言われてしまいました。詳しく話を聞くと、公式ページで予約しないと乗れないそうです。

私はそもそも飛行機の中で行動計画を立てたというのもありますが、現地の美術館に行ってチケット買おうと思っていたので予約はしていませんでした。

 

日本に帰ってから何度公式ページを見ても載っていないし、他の方の体験記を見てもそんなことが書いていなかったので、もしや…とこの記事を書いているときに調べてみたら…

英語ページには予約しないと乗れないことが書いていました
しかも料金も値上がりしているし。(€1が€2へ)

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Practical information

めっちゃ太字で書いていますよね。美術館のチケットとバスのアクセスチケットを持っている人じゃないと乗れないし、なかったら断りますって。

おそらく、料金や予約などのシステムが変わった後、日本語サイトだけ更新されていなかったというパターンです。海外サイトによくあるんですよね…日本語が機械翻訳じゃないから信用していたらしばらく更新されていなくて情報が古いっていうの…。失敗しました。
実際他のページでも日本語サイトだとアクセスできないリンクがあったりしました。

海外サイトでの日本語ページは更新・整備されていない可能性があるので、英語が多少わかる方は英語ページをチェックしましょう。英語が全然ダメでも英語ページでGoogle翻訳するのをオススメします。 

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チケットの予約購入方法

私が無計画過ぎて予約購入しなかったチケットは、日本からも買えます。

「アクセスインフォメーション」ページから「チケットを予約する」を選びます。

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「ACCEDER A LA BILLETTERIE」を選択します。アクセスチケットという意味のフランス語です。ちなみに各券種の上でクリックすると、各券種の条件が記載されているページに飛びます。

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ここからフランス語のページになってしまいますが、右上の「FR」にカーソルを合わせると「EN」も選択できます。ENにしてみます。

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かろうじて英語になりました。
ここからは美術館のチケットとバスのチケットそれぞれをショッピングカートに入れて最後に支払うという流れになります。

まずはバスチケットから見ていきましょう。
BILLET NAVETTEの「Book」をクリック。

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次でも同じような画面が出てきますが、「Book」をクリック。

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次に出てくるのは日時指定画面です。行く予定の日時を選びます。

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すると下の方に、バスのチケットを何枚買うか選択画面が出てきます。必要数選択し、「Confirm」をクリック。

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すると、「カートに入りました」というメッセージが出てきます。実際、右の「SHOPPING BASKET」に€2が入ったのが分かります。

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この後、同じページの「Exhibition」から美術館の入場チケットを予約していきます。(もちろんカートに入れるのはどちらが先でも構いません)

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「Book」をクリックすると、いくつかの種類のチケットが出てきます。これは時期によって違います。今はアート/アフリカで新しいワークショップ展示のチケットと、夜のイベントのチケットが選べるようです。

どちらに行くか決まったらそちらを「Book」しましょう。

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あとはバスチケットと同じで、日時を選んだ後に券種とその枚数を選択し、「Confirm」をクリックすればカートにチケットが入ります。

このとき、バスチケットの日時と矛盾がないように注意しましょう。大抵は美術館入場時間の15分前に出発するバスチケットがあるはずです。(例:バス出発10:45→美術館入場11:00)

 

これでバスと美術館のチケットがカートに入っている状態だと思います。右上の「SHOPPING BASKET」のチケット枚数と金額を確認し、「Order」をクリックします。

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内容確認の画面が表示されます。内容に問題がなければ、「Confirm」をクリック。

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次にE-mailアドレスを入力し「OK」を押します。

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名前・住所などを入力し、「Confirm」を押します。

 

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その後は決済画面になりますので、画面に従ってクレジットカード情報を入力します。

決済完了後、Eチケット印刷画面になりますので印刷しましょう。

 

結局、この度初めての挫折

ここまでフォンダシオン・ルイ・ヴィトンへのアクセスやチケット購入方法について書いてきましたが、前述のとおり、私は運転手に「予約がないと乗れない」と断られてしまいました。

上記のチケット購入方法等については日本に帰ってきてから調べたもので、バス乗り場でスマホをから購入実行する余裕もありませんでした。
また、もし美術館にメトロ等他の方法で行っても同じくチケットがないことで門前払いになったら嫌だな…と思い、時間も余裕がなかったので今回の旅では諦めることにしました。この旅で初めての挫折です。

気を取り直して、その後の予定をゆっくり過ごすことにします。

 

まとめ

海外サイトでの日本語ページは更新されていない可能性があるので、英語が多少わかる方は英語ページをチェックしましょう。

フォンダシオン・ルイ・ヴィトンは、魅力的な現代アートやレストランでの食事、限定グッズが買えるパリの新名所ですが、行く場合はあらかじめ日本から美術館入場券、バスチケットを購入して、Eチケットを持っていきましょう。

新スポットだからか、あまり情報がなくて(しかも恐らく今年になってからバスのシステムとか変わってて)困ったのでまとめてみましたが、もしどなたか、行ったよ!という方で私の情報が間違っている場合はご指摘いただけましたら幸いです。

  

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