マイラージョのゆうかです。
前回はフランスのシャルル・ド・ゴール空港を出るところまででした。なかなかフランスに着くまでが濃い時間だったので、本来の目的地であるフランスでの旅行記が始まらず、恐縮です。今回は、フランス街歩きに出るところも書きたいと思います。
目次
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空港からパリ市内までの交通手段
6:30に定刻でフランスに到着しましたが、荷物をピックアップするまで時間がかかり、時間はすでに8:30を過ぎていました。予定がやや狂いましたが、一人旅だし、あまり寝ないでガイドブック読んだ甲斐あって、計画アレンジに余裕があったのが幸いしました。
空港からパリ市内に行く方法はいくつかありますが、今回はロワシーバスにしました。本当は乗り物酔いしやすいのでバスは避けたかったのですが、タクシーは贅沢だし電車は治安が悪いというし、仕方ありません。
ロワシーバス乗り場と車内
ターミナル1からロワシーバス乗り場に行くには、案内板の「Bus」にしたがえば迷うことはありませんでした。(写真はボケボケです…)
ターミナルの建物を出ると正面にバス停とちょっとした待合室がありました。
待合室の中にあった券売機で特に問題なくバスチケットを購入。
券売機の上方に次のバスが来るまでの待ち時間も表示されていて「便利だなー」と観光大国フランスを実感。日本にもありますが、こういうのって不慣れな土地ほど便利さを実感するものですね。
バス到着まで「あと30秒」と表示されていたので、重い腰を上げて外に出ようとしたら、目の前をロワシーバスが通り過ぎていきました。「違うバスだったのかしら?」と思いましたが、待合室に戻って案内板を確認すると、待ち時間は15分後にリセットされていました。
どうやらバスに置いて行かれたようです。まさか。他の乗客も唖然としていました(笑)
空港だろうと待合室に人が居ようと、外で待っていないとバスは通り過ぎるようです。待ち時間案内表示は結構正確なので1分を切ったら外で待つべし。
幸いなことに15~20分間隔でバスは運行しているので、次のバスでようやく乗車!今度は1分前に外に出ました。乗車時に運転手さんに刻印機の使い方を聞いてチケットを刻印し、好きな席に座りました。
ロワシーバスは路線バスと同じような作りで、車両が2つ連結されている長いバスになっており、思ったより広いです。15-20分間隔で運行されているのもあってか、ターミナルを複数経由しても特に混雑もせず快適でした。
荷物は自分で管理する必要がありますが、土曜日の朝だったこともあり空いていて特に管理に苦労しませんでした。
そんな快適なロワシーバスの最大の欠点はエアコンが付いていないことでしょう。私が乗ったときは、気温15℃くらいだったのでジャケットを着たままで過ごせば特に問題ありませんでしたが、真夏だと蒸し風呂状態なのが予想されます。
なお、Wi-Fiが飛んでいますが、全く使い物にならないレベルでした。車内に大きく「FREE Wi-Fi」って書いているのに。惜しいです。
仕方なく日本からレンタルしてきていたモバイルWi-FiをONにして、調べものしたりTwitterしたりしていたら「ザ・ヨーロッパ!」な美しい建物や街並みになってきてパリ市内に入りました。パリ市内に入ってくると石畳の道もあって結構揺れましたが、酔い止めを飲んでたので無問題。酔いやすい人は、酔い止め飲んだ方が安心かと思います。
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オペラ座に到着。ホテルを目指す。
空港からの所要時間はたぶん50分ほど。とてもスムーズでした。
停留所はオペラ座の真横です。ユニクロが同じ通りの近くにあり妙な安心感がありますが、この停留所付近にてiPhoneで地図見ている観光客を狙うひったくりもいるらしいので、気を引き締めてホテルに向かいます。私が降りた時には物乞いしかいませんでした。
私が泊まるホテルは、オペラ座から徒歩3分〜4分のHotel Volney Opera。色々とお勧めいただいたホテルもあったのですが、予算や場所、予約の空きなどを考慮し、どこへでもアクセスしやすいオペラ座から1番近く、リーズナブルなここにしました。(それでも€129と高いけど!)
ベッドとシャワーとトイレ、鍵のかかるドアがあればどこでも良く、内装とかはこだわってなかったのですが、意外にもキレイで可愛いホテル。1フロア3部屋で6階建てのホテルでした。
うれしいサプライズ
着いたのは午前10時前だったのでチェックインはできません。荷物を預けて出かけようとしたところ、受付から「あなたのトラベルエージェンシーから、FAXが届いてたわよ」と紙を渡されました。
なんと・・・!成田から出発するときに申し込んだ、ムーランルージュのオプショナルツアーのバウチャー!(申し込んだ経緯などはこちらをご参照ください)
リクエスト申込だったのでどうなったのか気になっていましたが、行けることになりました!1泊なので滞在時間は短いけど、夜まで時間を活用できます。
前日(搭乗5分前)に申し込んだのにも関わらず行けることになったことも嬉しかったのですが、何より嬉しかったのはオプショナルツアーの代理店が、「URGENT」と書いてFAXしてくれた心遣い。
リクエスト申込が受理されてもバウチャーをどこかで印刷しないといけませんでした。それをFAXすることで印刷しなくても良いように気を遣ってくれたこと、また確実に申込受理を連絡しようとしてくれた代理店の心遣いに嬉しくなってしまいました。
メールだけで終わらせる代理店も多い中、日本からのFAXで感動。この先も使わせていただきます!VELTRAさん!
一日前でも申し込めて、日本からパリへFAXまでしてくれたVELTRAさんはこちら。
オペラ座界隈散策
さて、荷物を預けたら早速パリ散策です!
まずはお腹がすいてきたので、モーニングを食べられそうなところを探しながら懐かしのオペラ座に向かいます。
オペラ座でアンケートスリ集団に出くわす
10年前のパリ旅行でもオペラ座をベースに動いていたので、エッフェル塔より凱旋門より何より、オペラ座を見るとフランスに来た実感が湧いて来ます。天気も雲一つない快晴で、パリが私を待っていてくれたかのよう。
この日は何かのリハーサルで予約した人しか中には入れなかったようで残念でしたが、何もないときは中に入って豪華絢爛な階段や広間を無料で鑑賞することもできます。
以下は10年前の写真。このときはバレエ鑑賞もしました。
シャガールの天井画のある客席
10年前に思いを馳せながら建物の写真を撮っていたら、大学生っぽい若い女性が近寄って来て英語でアンケートをお願いされました。声をかけてきたのは1名ですが、近くに2名くらいアンケート用紙を持った人がいます。ピンときました。
これって、、アンケートに答えてる最中にスラれるやつじゃん!
↓これです。(dailymail.ukより引用)
初めての海外一人旅で治安情報はたくさん調べていたのですぐ気づきました。パリの治安情報を見ると必ず出て来る観光地のアンケートスリ。アンケートや署名をしている間にスラれる手口です。
私は英語分からないフリして「NO」と首を横に振ったら立ち去りましたが、引き続きオペラ座の写真を撮ってたらまた近づいてきて、嫌だなーとずっと気になってしまいました。
結構な観光客がアンケートに対応していたのを見たんだけど大丈夫だったかなぁ…。本当に単なるアンケートなのかもしれませんが、ここから先のあちこちの観光地でたくさん見かけたので、絶対スリだと思うんですが。この時以降も、オペラ座を通る時かなりの頻度で見かけたのでご注意ください。
あちらの方ってスリをするような人でも小奇麗にしている人が多くて、一見スリとかに見えないから本当に厄介です。
ギャラリーラファイエットはちょっと前の銀座状態
オペラ座を堪能したら、近くのギャラリーラファイエットへ。
入口には怖そうな黒人のマッチョなお兄さん2人。パリではテロ対策のため、ほとんどの建物やお店に入るときに手荷物検査があるんですが、怪しいものがなくてもちょっと緊張してしまいます。
それを察してか、「ボンジュー」と話しかけた私に、笑顔で白い歯を光らせながら「こんにちは!」と日本語で話しかけてくれました。日本人て分かるのかな。なんて素敵。「お元気ですか」「良い一日を」など、たぶん覚えている日本語をすべて言ってくれて、一気に緊張が解けました。フランス人が冷たいなんて誰が言ったんでしょう?なんて優しい人!
そんな入り口を通り過ぎて美しい吹き抜けと天井を見てうっとり。
とする前に、ちょっとビックリ。中国人だらけでした。集団パワーで、大きな声でお話していたり、お店のブースで記念撮影してたり、地面に座ったり。。いつぞやの銀座みたいな感じでした。観光バスの中継地なんでしょうか。集団パワー、なんか怖かったです。ゆっくり買い物って雰囲気でもなかったので、ギャラリーラファイエット名物の美しい天井と吹き抜けを見たら、すぐ建物を出ました。
パリでの一食目はパニーノ(イタリア料理)
建物を出たらお腹が鳴り、モーニングを食べるのを忘れていたことに気がつきました。しかし時間はもう11時前。時間も惜しくなってきたので、近くのパニーノ屋さんで、パニーノ食べました。
どちらかというとイタリアンで、全然フランスっぽくない食事です。しかも後から分かったことにチェーン店でした。ランチが近くなってきた時間なのに結構ガッツリ食べてしまいました。でもここで食べておいて良かったです。実は、この後なかなか食べることができなかったのでした。
さて、エネルギー補給完了したので、モンマルトルの丘を目指します!
つづく。
↓参加しています。
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