マイラージョのゆうかです。
引き続き、前回は上海で無事乗り継ぎ手続きを終えたところまででした。
目次
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上海での乗り継ぎ搭乗待ち
無事保安検査も終えてホッとしたところですが、搭乗開始まで30分強、念のため搭乗ゲートを確認しに行ったら、沖止め前提のバス搭乗ゲートでした。
搭乗時間は、電光掲示板には搭乗開始23:45と記載されていました。
バスに乗ることを考えると、実際の搭乗開始は早まる可能性が高いと予想し、あまりウロウロしないようにしました。
ちょうどフロアに降りたときにバスに置いて行かれて騒いでいる中国人が居ましたので…。
待っている間に腹ごしらえ
中国国際航空の機内食は中華味でしょっぱく、私の口には合わないというのが分かっていました。せっかくの待ち時間、何かしら腹ごしらえしておくチャンス!
沖止め待合フロアを出て、ひとつ上の待合フロアへ。なんとなくこちらの方が楽しそうです。お店もいっぱいあります。
近くで開いているごはん屋さんは、深夜なのもあり、中華料理かカフェかバーガーキングの3択。
中華はなし。どうせ出てくるから。
カフェは甘いものしかないから、食事にはちょっと違う。
残るはバーガーキング。
これならテイクアウトして搭乗ゲート近くのベンチで食べられる!と思ったのですが、よくよく考えると中国元を持っていません。きっと空港なのでクレカはバーガーキングでも使えるでしょう。しかし、10人くらいレジに並んでおり、それでクレカ使えなかったら…などと考えると、面倒になってきてやめてしまいました。よく考えれば夜中にジャンキーだし。乗り継ぎで疲れてたので気力もなくなっていました。
結局閑散とした搭乗ゲート近くの売店で、Lays(ポテチ)をゲット。結局脂っこいけど知っている味だから安心です。スッキリするお茶が欲しかったのですが、砂糖の入っているお茶しか売っていなかったので、ミネラルウォーターも一緒に購入しました。なんで中華圏ってペットボトルのお茶に砂糖入れるんでしょうね。しかも無糖のお茶ってほとんど見ない気がする。
ネット難民
Laysをつまみつつ待っている間、空港のFree wifiに接続を試みましたが、うまく接続できませんでした。どうやら専用の機械にパスポートを通してパスワードをもらえばいいっていうのは分かりました。しかしその機械が搭乗ゲートから遠かったのと、夜中なのでもらえる確証もなかったので諦めました。事前準備足りず反省。
こんな待ち時間も航空会社上級会員ならひもじい思いをせずにリラックスしてラウンジで過ごせるんでしょうね…
そのための修行なんです。そうなんです。自分に言い聞かせました。
やはり搭乗開始が早まった
手持無沙汰のままぼーっとしていると15分早く搭乗ゲートが開き、バスへの誘導開始。何回かバスが往復するのでしょうけど、予定時間より早くバスがゲートを出発しているのを見た搭乗予定客が、ものすごく焦って走っていたのをバスの中から見ました。搭乗ゲートには案内するスタッフもいませんでしたので、事情が全く分からなかったことだろうと思います。私だったらと思うと…精神衛生上よくありません。早めにゲート前に待機していて正解でした。
上海からパリへ
上海からの機材は古く、隣に人がいないのがせめてもの救い。
液晶画面はあるもののオンデマンドではありません。テレビ方式で流れているものをチャンネル選択するもので、言語は中国語と英語だけでした。あまり魅力に感じるコンテンツもありません。
もちろんエコノミーなのは言うまでもありません。プレエコアップグレードなどしてみたいものです。
前の座席の体の大きなお兄さんは窮屈そうで、はじめからリクライニング全開。離陸前にも注意されたけど、CAさんも着席すると、またリクライニング全開。膝は当たるし画面は見えないしで、エンタメ楽しむ余裕もゆったり寝る余裕もありませんでした。ここから10時間以上あるので事を荒立てたくもなかったので、注意せず我慢する日本人の私。
貧乏性がたたり、もらわないでおこうと思ってたのに食べてしまった機内食が、やはりしょっぱくて脂っこい中華料理で胃もたれしていたので、消灯しても眠れません。
(↓前の席がリクライニング全倒しだったので、暗くて読書灯つけて食べました。)
中国国際航空の便は、機内食後の消灯がすごく早い(CAさん仕事したくない?)。しかもトイレに行ったら自分の席が分かりにくいほど暗かったです。
周りには迷惑だったかもしれませんが、読書灯をつけて、そもそも立ててなかったパリでの行動計画を12時間の飛行時間の中、ガイドブックとにらめっこ。
そうこうするうちにアッという間にパリに到着しました。深夜便なのに1〜2時間しか寝ておらず、睡眠不足と時差ボケ。でもパリに着いたという高揚感から全然身体はつらくない。私、まだエコノミーでヨーロッパ行くの、しんどくないです!まだ贅沢が体に染みついていない幸せを嚙み締めました。
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パリ到着!
窮屈な機内と、しょっぱい中華料理から解放されること、そしてやっと来たかったパリに着いて、ワクワクが止まりません。
飛行機降りた時に、その国の匂いがするって言いますが、パリは香水の匂いがしました。10年前と同じ!胸が高鳴ります。しかも快晴で気持ちがいい。
入国審査はユーロ圏とそうでない人の列に分かれます。何分待つか電光掲示板で表示されていましたが、ほぼ正確でした。ほとんど待たずに、また何も言葉も交わすことなく、スルーで入国。日本のパスポートって本当に素晴らしい。
入国したら写真のようなエスカレーターに乗りました。
シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1はドーナツ型の建物になっていて、ちょうどドーナツの真ん中の穴の部分をエスカレーターが通っているので、少しSFチックです。スターアライアンスのANAや中国国際航空なら、このターミナルを使用することになるかと思います。
ちなみに10年前のパリ旅行は中国東方航空だったので、ターミナル2。雰囲気がちょっと違い、ターミナル1より広くて華やかな雰囲気だったような気がします。
ターンテーブルの長い待ち時間
お土産を入れるために持って来た1泊2日用のキャリーケース、天下のANA様ならエコノミークラスでも機内持ち込みできるサイズなんですが、中国国際航空はややサイズが厳しめだったのと、検査が厳しいと噂の中国乗継があったので、受託手荷物にしていました。
中国国際航空に乗るときに、”ANAなら大丈夫”くらいのギリギリのサイズの方は要注意です。
ANAの場合
3辺の和115cm(45インチ)以内 かつ、3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm(22×16×10インチ)以内
※キャスター・持ち手を含むhttps://www.ana.co.jp/international/prepare/baggage/?menu=rule
中国国際航空の場合
C.持ち込み手荷物の大きさについて
持ち込み手荷物の寸法は、長さ55cm(21インチ) x幅40cm(15インチ) x高さ20cm(7インチ)までとします。
※エコノミークラスの場合。
最近まで、中国国際航空は乗り継ぎ地で一旦荷物をピックアップして、再度預け入れをしないといけなかったようなのですが、今回の上海-パリ便を含む一部の便で、出発地で預けたら最終目的地で受け取れば良いスルーチェックインサービスが導入されたそうです。
チェックイン時にもバゲージクレームタグは確認しましたが、ロストバゲージしてないか、ちゃんとスルーチェックインされて無事にパリに届いているかドキドキしながら、ターンテーブルで待ちます。
なぜか、他の便と荷物が混載してターンテーブルにでてきました。しかもすごい数…。大陸の方の荷物が大量に出てくるものの、なかなか自分の荷物が出てきません。
初めは結構注視していたのですが、全然出てきませんので、だんだん疲れてきました。そもそも睡眠不足でしたし、パリに到着したの朝の6時半でしたし、このときほど、プライオリティタグが貼られている荷物を羨ましく思ったことはありません。そもそも上級会員なら預けなくて済むサイズでしたし。
ようやく出てきたのは到着から1時間半くらい経ってから。ロストバゲージしてないことにホッと一安心です。
中国国際航空だけじゃないかもしれませんが、中国国際航空のパリ到着便は人も多く、他の便と混載してターンテーブルに出てくると私のようにひたすら待つこともあると思うので、上級ステータス・クラスでない方は、時間に余裕を持った方が良いと思います。
空港での着替え
機内用のリラックスウェアだったので、預け入れ手荷物から街歩き用の服を出して、ターンテーブル近くのトイレで着替えました。皆さんは長時間フライトのときは着替えますか?
私はすごくむくみやすい体質で、また気圧の変化に弱いので、長時間フライトは必ずリラックスできる恰好で過ごします。
いつもなら同行者に荷物を見てもらって空港のどこかで着替えていたのですが、今回は一人旅なので、空港制限区域内のトイレで着替えました。空港の制限区域内だと、トイレの個室も広めのことが多く、警備上もそこそこ安心です。空港によっては着替え用のスペースもあったりします。
シャルル・ド・ゴール空港ターミナル1のターンテーブル近くのトイレはこんな感じ。
広くはないけど、30Lくらいのキャリーバッグなら余裕です。ひっかけるところもあるので、コートとショルダーバッグなどをひっかけつつ、個室で着替えて荷物を入れ替えました。
こんなことも、上級会員ならアライバルラウンジが使えるんだろうなぁと思いながら。(シャルルドゴール空港のアライバルラウンジはSFCでは使えませんが)
身支度を整えるのに約30分。着替え、歯磨き、洗面、お化粧、出した荷物パッキング、結構時間がかかります。男性だったら着替える方はいるしれませんが、お化粧とかもないので、着いたらすぐ空港出る感じでしょうか。羨ましいです。
さぁパリに出る準備は整いました。
いざ、パリ市内へ!
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