マイラージョのゆうかです。
前回は成田空港を出発し、中国国際航空で上海浦東空港に到着するまでをレポしました。今回は、問い合わせするほど心配していた中国国際航空での上海乗り継ぎについてレポしたいと思います。
目次
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連絡バスから乗り継ぎカウンターへ
上海に着いたら、沖止めでした。これは事前に問い合わせていたコールセンターのお姉さんの情報にはありませんでしたが、時と場合によるのでしょう。そういえば、10年前にパリへ行ったときは中国東方航空でしたが、同じく沖止めでした。
↓10年前
連絡バスの中はこんな感じ。
バスを降りて、「Transfer to International」を確認しながら進みます。(歩きながら写真を撮ったのでボケてます…)
進みます。
ここが、国内線および中国に入国する人たちと分岐点のようです。Transfer to Internationalと書いてある案内に従い、左に向かう短いエスカレーターに乗ります。
エスカレーターを降りたら案内に従って左に向かい、国際線乗り継ぎカウンターへ向かいます。
少し進むと左手に乗り継ぎカウンターが見えます。
ここでパスポートとチケットの確認があり、カウンターの先へ進みます。
廊下を通って出た先が、保安検査場のホールです。
実はここまでスムーズじゃなかった
まとめると以上のような流れですが、実際はいろいろありまして、実はバスを降りてから保安検査場にたどり着くのに30-40分くらいかかりました。
乗り継ぎカウンターに一緒に行ったのはフランス人っぽい5人とアジア人3人(私含む)。この時点で22時前くらい。まだ時間には余裕はあるものの、空港は深夜営業っぽい雰囲気で、職員はほとんどおらず、大きなポスターを張り替えている作業員がいるだけという雑然とした感じ。
乗り継ぎカウンターの職員はずっと電話をしていて、なかなか受付を開始してくれませんでした。ようやく受け付けてくれるかと思ったら、何やらまた色んな職員に連絡しだし…とっかえひっかえ職員がやってきて何やら中国語で話しているのですが、我々にはよく分からず、フランス人の女の子と顔を見合わせて苦笑いして待っていました。ようやく一人の職員が「Paris?」と全員に確認し、別のところに連行されることに。全員何がなんだか分からず、元来た道を戻るように連れられて歩きました。
国内線・入国の人たちと別れたエリアに戻り、検疫エリアのような場所に連れていかれました。そこでパスポートとチケットを確認され、なぜか再発行されたチケットに交換。うっかりバゲージクレームタグまで没収されそうになりましたが、それは申し出て返してもらいました。危ない危ない。
その後、もう一度さっきの乗り継ぎカウンターへゾロゾロと移動し、再度乗り継ぎカウンターで乗り継ぎ手続きをしました。
ここでの手続きの際には、なぜかもう一人職員が出てきてiphoneで手続きとその様子を動画に撮っていました。記録?監視?理由はちょっと分かりません。
8人全員の乗り継ぎ手続きが終わったうえで、ようやく保安検査場エリアへ進めたのでした。
本当はもう少し早く進んだかもしれない?
実はバスを降りたら、すぐ降りたところに中国語で書かれた紙を持ったお兄さんが立っていました。なんとなく気になっていたのですが、中国語は読めないし、便名っぽいアルファベットと数字も書かれているようであるものの、文字も小さく、立ち止まって確認している暇なく後ろからどんどん乗客が来るので、みんなに倣って通り過ぎました。
実際誰もそのお兄さんに話しかけることなく通り過ぎたのですが、どうやら夜遅かったことで通常と手続きの流れが変わるため、バスを降りたところで立っていたようです。
私だけが見逃したわけでなく全員が見逃していたのが不幸中の幸いでしたが、私だけが見逃していたら一人だけ違うルートで彷徨っていた可能性もあり、それを想像する冷や汗ものです。自分の乗る予定の便名くらいは覚えておいた方が良いですね。
特に日中ではない時間帯は、イレギュラーなフローになる可能性があるので、要注意です。
(でも、職員のお兄さん、せめて国際線なら英語で「Paris」と紙に書いてくれ)
噂の“厳しい保安検査場”
さて、保安検査場に着いたところまで話を戻します。
乗り継ぎカウンターの先の廊下を通り過ぎて出てきたところは、保安検査場のホールでした。右手に出国審査カウンターがズラーっと並んでいて、たくさんの人が審査を受けていました。左手は保安検査場の列がたくさん。22時台だったからか、各レーン10人くらいの列で、予想よりは待ちませんでした。
中国の保安検査場はとにかく厳しく、金属探知機が敏感だったり、モバイルバッテリーのWh(ワット時)が確認できないからという理由で没収されたりだとかという話を聞いていたので、ありとあらゆる金属物(時計、アクセサリーなど)を外して、カバンからはモバイルバッテリーと電子機器、液体をカゴに出して通りました。
しかしなぜか引っかかり、くまなくボディチェックされるハメに。結局靴のちょっとした金属で引っかかっていたみたいです。スムーズに済ませるなら靴も脱いだ方が安心かもしれません。
乗り継ぎ所要時間まとめ
今回、私が乗り継ぎにかかった時間は次の通りです。
15分:
飛行機→ターミナルに到着まで
40分:
乗継カウンターで手続完了まで
15分:
保安検査場通過まで合計1時間強
次の搭乗開始時間が出発時間の30分前、しかも出発も沖止めで連絡バスに乗る可能性があることを考えると、乗り継ぎ2時間だと結構ギリギリです。
夜だったためにイレギュラーで時間がかかった部分もあるかもしれませんが、夜だったから乗り継ぎカウンターも保安検査場もあまり並んでいなかったのかもしれないことを考えると、そこそこ早い方なのかもしれません。
飛行機の到着が30分ほど早かったので、実際は手続き・検査後、搭乗開始まで1時間弱ほど待ち時間があったので焦ることはありませんでしたが、定刻での到着時間なら、すぐ次の搭乗開始時間となっていて焦っていたかもしれません。
まとめ
- 中国国際航空での上海乗り継ぎでは、[乗り継ぎ2時間]でも焦るかもしれません。
- 日中以外の到着は、イレギュラーな手続きフローになることもあるので要注意。
- 自分の乗る便名は覚えておいて、紙を持った職員が居たら注視しましょう。
- 保安検査場では、あらゆる金属を体から外すこと。
上海-パリ/パリ到着編へ続く
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